水彩画スケッチ|田園風景の描き方を初心者にも分かりやすく徹底解説!

水彩画家のすなおです。

深緑の綺麗な時にスケッチに行ってきました。

スケッチは良いですね。

真夏でも自然の木漏れ日の下に隠れて描けばそれほど苦にはなりません。

マイナスイオンを吸いながら優雅に描くのが楽しむポイントです。

暑かろうが寒かろうが、もうすぐ雨が降りそうになっても、すなおのスケッチの仕方は一作品に一時間もかからないので気楽に描けます。

仕上げに時間のかかる絵を描く方はなかなかスケッチを楽しむまでの余裕が持てないかも知れません。

さて、今回はその時に一時間かからずに描いた風景のスケッチをもとに田園風景の描き方を初心者にも分かりやすく解説したいと思います。

では、早速参りましょう。

水彩画のスケッチは素早く描こう!

田園風景の描き方の説明に入る前に、まずは水彩画のスケッチについてお話します。

私の考えですが、スケッチはなるべく時間をかけずに遅くてもその日にその場で仕上げることが理想です。

スケッチの詳しい意味は置いといて、私の中でスケッチとは、癒しや遊びの延長です。

山にキャンプに行ったり、海に遊びに行くような感覚です。

レジャーです。

もともとイギリスでは貴族のたしなみとして旅行とセットで水彩画スケッチは流行しました。

そう、スケッチとは優雅に楽しくやるものなのです。

だから、スケッチだけで終わらず、お茶を飲んだり川で遊んだり自然を満喫します。

遊ぶためには時間が必要です。

と、言うわけでスケッチはなるべく素早く描くようにしましょう。

水彩画スケッチ|田園風景の描き方その1

では、具体的な田園風景の描き方を解説していきます。

田園風景は作られた風景です。

農家の方々が苦労して作り上げた自然の芸術とも言えます。

実家が米農家をやっていたことと、知り合いが米農家をやっていることから、田園風景を見ると美しいと思う反面、日々の農作業の過酷さが頭をよぎります。

感謝して描かせて頂きましょう。

話戻しますが、田園風景は作られた風景のため、見た目がとても美しいです。

風景画をうまく見せる基本は、構図を作ることですが、人の手が自然に加わっているとそのままで絵になることがあります。

今回はほとんど構図をいじらずに絵を描く事ができました。

※素晴らしい!

まず、下描きをします。

風景画の下描きは外形をとるように鉛筆で描きます。

今回は山や田んぼを広く納めたかったので横の構図にして雄大さを出しました。

 

水彩画スケッチ|田園風景の描き方その2ペン入れ

次にペン入れをします。

このブログの読者はもうご存じと思いますが、はじめての方に改めて説明しますと、私の水彩画はペンを使います。

ペンを使うことでより素早く仕上がり、しかも気の効いた表現ができるからです。

その使用するペンもけして高級品ではありません。

100均で買ってきたありふれたボールペンです!

さて、その安い(笑)ボールペンを使って田園風景を仕上げていきます。

山や草木を描くとき、遠景の雄大な景色の場合、細かい葉っぱや木の枝の描写は省いてもかまわないでしょう。

阿蘇や長野のアルプスなんかでもそうですが、ひたすら緑が美しく目に飛び込んでくる景色は形の詳細よりも色彩のコントラストを描くことを考えましょう。

というわけで、遠近法による陰影ではなく、濃く見える木や草は黒くペン入れをして、薄く見えるところは薄くペン入れします。

水彩画スケッチ|田園風景の描き方その3コントラストをしっかり描く!

コントラストとは色彩の対比の事を言います。

本来は反対色の事を言うのでしょうが、自分なりの解釈で勝手に説明すると風景画におけるコントラストとは、色と色との境目をくっきりと描くことです。

田園風景に限らず、なぜ、風景画で失敗するのかというと、この境目を曖昧に描きすぎて遠近法が狂うからです。

近景、中景、遠景は境目をくっきり描くことでうまく表現することができます。

あっ!境目をくっきり描くと言っても勘違いしないでください。

線でくっきり描くのではなく、色でくっきりと境目を作るのです。

言葉では説明しにくいので写メをご覧ください。

質感的にはぼんやりと描いていても、色彩がはっきりと区分けしていれば境目は目立つようになります。

反対色だとより顕著ですが、ここでは田園風景の描き方を説明していますので、深緑に対する黄緑といった同系色でのコントラストの描き方を紹介しました。

水彩画スケッチ|田園風景の描き方その4 田んぼの描き方

田んぼとは何でしょうか?

田んぼには土と水と稲があります。

水はありますが、川や海ではないので風がなければ基本穏やかです。

穏やかな水面はまさに明鏡止水、鏡の役目が働きます。

そう、田んぼは鏡を描くように反射した影を描くとそれらしく仕上がります。

今回は田んぼよりも山をめいんに描いたのでそれほど反射を強調していませんが、田んぼの水面にはくっきりと影が落ちることを覚えておきましょう。

そして、田んぼには土があります。

実際の風景には土の色は見えないかもしれませんが、ここで風景画全体のバランスを考えて、緑ばかりでは変化に乏しいのでちょっとばかりの土色を加えるとぐっと画面が引き締まります。

こういうテクニックは数をこなすうちに覚えていくものです。

水彩画スケッチ|田園風景の完成!

仕上げは、全体のバランスを考えて色を起きます。

全体のバランスとは、一つ一つのパーツを個別で描いた場合、絵としての調和がとれていないことがあります。

それを、少し壊してあげることで綺麗にまとまるのです。

写メを見ながら解説しましょう。

いかがですか?

プラモデルでも一つ一つの部品を作ったとしても、それをつなぎ合わさなければ完成しません。

要するに、絵もつなぎ合わせるとバランスよく仕上がるわけですね。

折角描いた絵を崩すのは慣れないうちは意外と勇気がいりますが、なれてくるとより綺麗に仕上がるのを見るのが楽しみになるので、楽しい作業へと変わります。

完成作品

 

田園風景を実際に描いてみよう。

最後に、写メを見ながら練習として田園風景を描いてみましょう。

まず、写真を見て構図を作るところから始めましょう。

お手本と同じように下描きをしてみてください。

次に、ペン入れをしましょう。

写メのアドバイスのようにペン入れをしてみてください。

最後に色塗りです。

色を塗ってみてください。

さて、どのような田園風景の絵が完成したでしょうか?

もし、てんさくを希望する方はメールで写メを送ってください。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

田園風景は日本が誇る自然の芸術といって良いでしょう。

短い時間でスケッチを行ったなら、あとは思いっきり自然の空気を吸って、その土地の美味しいものを食べて、のんびりして帰ってくるのがスケッチの一番の楽しみ方です。

いつか暇ができれば人を集めてスケッチ旅行でもしたいものですね。

では、またお会いしましょう。

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