水彩画道具|プロの画家が実際に使っている絵の具や筆、ペンを紹介します。

水彩画家のすなおです。

私はプロの画家です。
プロとはどういった絵描きを言うとおもいますか?

私は、絵に関して収入を得ている時点でプロを名乗って良いものと考えています。

例えば、絵画教室のように、技術を教えるのもプロの画家と言えますし、

自分の絵を人に売ることもプロだと言えます。

あなたの技術や絵が欲しい!と相手に思わせるようになったのなら、充分プロとしての素質があります。

私は、プロの犬の肖像画家をやっていますが、以前はペット似顔絵として幅広くどのような動物も描いていました。

※モモンガを描いたこともあります(笑)
足(手?)の指が複雑で描くのに苦戦したのを覚えてます。

お陰で動物のふわふわ感を表現するのがとても得意になりました。

犬の肖像画の写メも貼っておきます。

最近では、趣味で描いていた風景画を見て、描き方を教えて欲しいと言う人が出てきたので、ブログで紹介しているところです。

※不思議なことに風景画は、売ってくれと言われるよりも描き方を教えて欲しいと言われるんですよ。みんな自分で絵を描きたいのですね。

さて、そんなプロとして活動している水彩画家のすなおですが、どのような画材を使っているのですか?と聞かれることがあります。

今回は、すなおが使っている画材を紹介したいと思います。

最初に言っておきますが、そんなに特別なものは使っていません。

その辺の画材屋さんで手に入るものを使用しています。

では、早速紹介していきましょう。

水彩画道具|すなおの、愛用の筆を紹介!

基本、私はあまり大きな作品を描きません。

昔は展覧会用に40号や100号の大きな作品ばかり描いていましたが、プロになってからはお客様が部屋に飾りやすい大きさに合わせていくうちに、小さな作品ばかり描くようになりました。

そのため、私が使用している筆は大きな筆ではありません。

かといって小筆でもありません。

私が使用している筆はこちらです。

東美というメーカーの 6号の筆です。

もう10年くらい使っています。とても気に入っています。木の部分にヒビが入っているのですが、愛着があって買い換えません。

持つところに適度な丸みがあるため、凄く塗りやすいんですよね。

また、水の含みも良いです。

水彩画の良いところは、使用する画材があまり疲弊しないところです。

油絵の具やアクリル絵の具だと、筆やパレットに負担がかかりやすいですが、水彩絵の具は使用する絵の具の量も少なくてすむため道具が長持ちします。

そんなわけで、私の筆もまだまだ現役でいけそうです。

関連記事はこちら↓

水彩画入門|筆選びの基本を初心者にも分かりやすく解説します!

水彩画道具|すなおの使っている鉛筆はこれ!

下描きやデッサンで活躍する鉛筆。

私は、普段下描きはHBを使用しています。

デッサンの時にHBと3Bと4Bを組み合わせて使う感じです。

その他はあまり使わないのですが、昔セットで買いました。

私が使用している鉛筆はこちらです。

デッサンをペンでするようになってからは、あまり鉛筆の消費が激しくないため、これもずーっと使っています。

しいて言えばHBが無くなるくらいでしょうか。

画材屋さんに行くと大体セットで売っているのでまとめて買っておくと鉛筆に困ることはありません。

また、初心者のうちは、デッサン専用鉛筆をケースで持っていると、何だか上達したような気持ちになれます。私がそうでした(笑)

水彩画道具|すなおの使っている絵の具はこれ!

絵の具は二種類使っています。

まずは、スケッチだったり、簡単な絵手紙や落書きに色をのせるときはこちらのケーキ型の固形水彩絵の具を使用しています。

これはかれこれ20年くらい使っています。本当に長持ちします!

これをメインに使っていたらもっと減るのかも知れませんが、それにしても長持ちです。

水彩画は本当に絵の具が経済的で初心者向けです。

次に、本格的な肖像画や、売り物として絵を描くとき、または室内で絵を描くときに使用する絵の具はこちらです。

誰もが知っている超有名な透明水彩のメーカー、ホルベインです。※ちなみに上のケーキカラーもホルベイン。

色々なメーカーが存在しますが、ホルベインはまず間違いないです。

透明度も絵の具の伸びもピカイチで、とても使いやすいです。

ホルベインで色を塗ると、色味にわざとらしさがありません。

派手な蛍光色にならず、自然の色味に近いので是非、これから絵を始める人はホルベインを買ってみてください。

※これもずーっと使っています。パレットに絵の具を出しておけばほとんどチューブから絵の具を出すことが無いので中々減らないです。もう水彩絵の具は私のなかで最強コスパの画材です!

 

水彩画道具|すなおの使っている紙はこれです!

プロの水彩画家として、一番譲れないものが紙の選別です!

水彩画は、水を沢山使いますので、100円ショップで買ってきたぺらぺらの画用紙では強度が耐えられません。

安物の紙では、パネルに水張りすることもできません。

※水張りしなくても、普通にふにゃふにゃになることでしょう。

というわけで、水彩画の紙は水彩画専用の厚めの紙が必要となります。

水彩画専用の海外の格好いい紙も良いのですが、日本製でもおすすめの良いものがあります。

私が使用しているおすすめの紙は二種類あります。

まずはこちら

ワトソンの特厚口です。

普通の厚口ではありません。【特】がつくだけで厚みが全然違います!

多少の事では紙が波打ちません。

大きな作品を描くときは、木製のパネルに水で濡らした紙を張り付ける作業がいるのですが、特厚口のワトソン紙は、しっかり水を含ませないと逆に伸びません。

描き心地もとても良く、色はクリームと白がありますが、私は犬の肖像画の下地にもなるためクリームを好んで使用します。

残念ながら、コスパ最強の水彩画でも、紙だけは消耗品ですので使った分だけ無くなります。当たり前か。

特厚口は、肖像画など、人に対してお金をもらう絵を描く時に使用します。

もうひとつの紙はこちら

ワトソンの厚口です。

厚口は、少し強度が下がります。

しかし、これでも多少の事では紙が波打ちません。

さすがはメイドインジャパン!

描き心地もとても良く、特厚口よりも値段が手頃なので初心者におすすめです。

わたしは、スケッチの時や、気楽に風景画を描くときに使用しています。

水彩画道具|すなおの使っている消ゴムはこれ!

以前は、紙を傷めないからと言うことで練り消しを使っていましたが、あの真っ黒になるのが苦手なのと、汚れた練り消しを使うと汚れが紙に移ることがあるので、使用するのをやめました。

私はペン入れしてから消ゴムをかけるスタイルの画家なので、消ゴムはよく使います。

よく使う消耗品なので、どこでも買えるモノを使っています。

そう、みんなのよく知っているMONO消ゴムです。

MONOは良いですよ!まさに物が良い!※くだらん(;^_^A

安くてどこでも手に入るのによく消えて最高です!

練り消しが合わないと思った人は、MONO派に切り替えましょう!

水彩画道具|すなおの使っているパレットの衝撃の事実!

絵を始めたばかりの頃はとにかく格好いい道具がいいなと思ってホーローのパレットとかに手を出したこともあったんですが、重たいし思った以上に使い勝手が悪い。

あるとき、軽い気持ちで100円ショップでぺらぺらのパレットを買ったんです。

そしたらこれが意外にも使い勝手が良くてビックリ!

場所とらないし、軽いし、いい意味で適当に扱えるので最高です!

もうボロボロですが、これもずーっと使っています。

ずーっと使っている理由は、パレットに乗っている絵の具にあります。

中々減らないんです(笑)

そろそろ変えたいとも思うのですが、とにかく何度も言いますが水彩絵の具はコスパ最強です。

※ちなみに、ケーキ型の水彩絵の具の上蓋は、ホーローパレットの役割もあります。あまり使いませんが。

水彩画道具|すなおの使っているペンを紹介!

私のブログを読んだことがある人はご存じと思いますが、私はペンを下地に水彩画を描くスタイルです。

別の記事でも書きましたが、作品を見た人から、さぞ立派なペンを使っているのだろうと言われる事があります。

そんなことはありません。

パレットと一緒で、100円ショップで買ってきたボールペンを使っています。

また、私は絵に奥行きを出すためにカラーの水彩ボールペンを2色使います。

メーカーは、サラサの黄色の3号と、サラサの黄緑の3号です。

この2本を使ってマチエールを作ると、すなおの絵の特徴である奥行きのある優しいタッチが浮かび上がってきます。

私にとって、ペンも消耗品です。

おそらく一番消耗します。

何回も買い換えるものなので、高いものよりも、安くても使い勝手の良いものの方が良いのです。

サラサなんかは画材屋に行かなくてもどこの文房具屋さんでも手に入ります。

私にとっては素晴らしい画材です。

ペンに関しての詳しい記事はこちら

水彩画道具|水彩と相性の良いペンを初心者にも分かりやすく解説します。

水彩画道具|すなおの使っている色鉛筆を紹介!

水彩画の完成に程よいアクセントを加えるために色鉛筆を使うことがあります。

私の使っている色鉛筆はこちらです。

ヴァン・ゴッホの水彩色鉛筆です。

これを買った理由は単純で、世界堂で半額セールをやっていたからです(笑)

ところが、それでももとが高いものなので品は良く、使い勝手も抜群です。

精密画を描くときなど、細かいところは尖らせた色鉛筆で補助してあげるとより引き締まった作品が出来上がります。

この肖像画の細かい模様は色鉛筆で補助して仕上げています。

水彩画道具|すなおの使っているパステルはこれです。

パステルは普段あまり使わないのですが、ウエディングボード等の華やかな作品を描く時に使用します。

犬の肖像画をやっていると、口コミでお得意さんからウエディングボードの依頼がたまにやって来ます。

その時に使うパステルがこちらです。

パステルも長持ちします。

値段もそこそこしましたが、いつまでも使えるのでコスパは良いと思います。
1つ良いものを持っておくと便利です。

水彩画道具|すなおの使っているマーカーはこちら。

水彩画でイラストを描くことがあります。以前、ペットの似顔絵屋をやっていたときに、常連のお客様の娘さんからアニメっぽい似顔絵を描いて欲しいと頼まれた事がありました。

何でも挑戦してみようと研究してやってみたところ思ったよりも好評で、一時期すっかりマーカーにはまってしまった事がありました。

私が使用しているマーカーはこちら。

コピックですね。

一般的に漫画やイラストのアナログ着彩で今だ根強い人気です。

アルコールを使っていますので、水彩が乾いた上に補助的に塗るように私は使っています。

水彩画道具番外編|すなおのノートパソコン

 

ノートパソコンと水彩画と一体何の関係があるのかと言われそうですが、書道の世界では目ならいという言葉があって、良き書を見れば見るほど上達に繋がるそうです。

私は、絵の目ならいとして、パソコンを使って、他の画家の作品を見たり、美しい風景を見たりしてインスピレーションを高めています。

パソコンでイメージ通りの風景を編集して、それを元に絵を描くプロの画家も存在します。

これからの時代、画家も何らかの形でパソコンを使うことになると私は思っています。

水彩画道具番外編|筆立てを公開!

絵画の制作はとにかく散らかるものです。

今まで紹介したものだけでも結構な数がありました。

これらを綺麗に整理整頓する必要があります。

私は、100円ショップで買ってきた仕切りで作ったボックスに筆やペンを立てて整理しています。

この他にも、たまに使うマーカーや、よく使うペンを入れる小さなボックスや、
その時の制作のためだけに一時的に出した画材をまとめて収納するボックスなど、用途によって使い分けています。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

全く同じものを使う必要は無いと思いますが、私が使用している水彩画の道具を知ることで、これから絵をはじめる人の参考になればと思います。

絵というものは不思議なもので、100人いれば100通りの描き方になるものです。

同じ人に同じように学んでいても不思議とそうなります。

そして、

そのために必要となる画材が微妙に変わってくることだってあります。

私のような絵を描きたいと思った方でも、あくまでも参考までに頭にとどめて頂ければと思います。

何か質問などあれば遠慮なく返信ください。画材のことじゃなく、水彩画に関わることなら答えられる範囲でお答えします。

それではまた次回お会いしましょう。

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