水彩画|色鉛筆、パステル等、透明水彩絵の具と相性の良い画材を徹底解説。

水彩画家のすなおです。

皆さんこんな話を知ってますか?

ダイヤモンドはダイヤモンドでしか削れない

硬いダイヤモンドは同じく硬いダイヤモンドでしか削れ無いのです。

この例えは、よくヒトとの出会いに使われます。

人は、人と出会うしか成長することができない、と。

私は、絵を教えることが得意な先生に学んだため、人に絵を教えることを得意としています。

とくに、初心者に教えることが得意です。

これから水彩画をはじめる方のためにこのブログを立ち上げました。

今回は、透明水彩絵の具と相性の良い画材を紹介していきます。

 

水彩画|透明水彩絵の具と相性の良い画材を解説その1 色鉛筆

透明水彩絵の具の良いところは、ウオッシュ(淡く薄塗りする技法のこと)の表現ができるところです。

この、

繊細なウオッシュをそこなわずに色鉛筆は、絵の具の上から色をのせることができます。

色鉛筆には、普通の色鉛筆の他に、水彩色鉛筆があります。

水彩色鉛筆は、水で濡らすと溶けて水彩絵の具のようになります。

水彩色鉛筆だからといって、必ずしも水で溶かして使うという訳ではありません。

芯が柔らかいのであたたかくて柔らかい表現が可能です。

水彩画の仕上げとして充分な力を発揮します。

もちろん、ウオッシュに溶け込む事を計算して水で溶いて使うことも可能ですが、初心者は、なるべくパレットの上で色を作った方がにごらなくて失敗も無いでしょう。

 

水彩画|透明水彩絵の具と相性の良い画材その2 パステル

皆様、パステルを使ったことはありますか?

初心者の方はあまりパステルと馴染みがないのではないかと思います。

学校の授業でもあまり使用しません。

ところが、

オイルパステルなら誰しも使ったことがあるのでは無いでしょうか?

オイルパステルと言うと聞きなれませんが、ようはクレヨンの事です。

ここでは、ソフトパステルと透明水彩絵の具との相性を解説します。

ソフトパステルは、チョークのような感じで、粉っぽくてなれないと使いにくいかも知れません。

仕上げは、フィキサチーフという定着剤を使うと粉の飛散が無くなります。

・パステルを使うと柔らかく仕上がる。

ウオッシュ(薄塗り)の上に被せるようにして使用すると、紙質のザラザラ感を出してくれるので、面白い効果が期待できます。

 

・ブロークンカラー

油絵等で使用される技法、ブロークンカラー(色彩混合)という技法をパステルで効果的に表現することができます。

この場合、下地となる水彩を濃い目に塗っておくことがポイントです

その下地の上にパステルを塗ることで、下地の色が、かすれたパステルの隙間から所々覗くので、重厚感ある絵に仕上がります。

・パステルと水彩の融合

先程は、透明水彩絵の具の上にパステルを塗りましたが、反対にパステルにて下地を描き、その上に絵の具でウオッシュする方法もあります。

水彩色鉛筆のような表現になります。

水分がパステルの粉を固定するので、定着スプレーをしなくてもOKです。
質感が柔らかに仕上がって面白いです。

パステルは、なれないうちは色の濃いものは控えた方がいいかも知れません。

色が混ざってきたなく見えてしまうからです。

 

水彩画|透明水彩絵の具と相性の良い画材その3 ガッシュ

ガッシュとは、不透明水彩絵の具の事です。

小学校の時に使った絵の具が、大体ガッシュだと思います。

私は、初心者には不透明水彩絵の具をおすすめしています。

それは、

私の考える絵の醍醐味とは、重ね塗りにあると思っているからです。

薄い色を何層も何層も重ねてできる美しさの可能性は無限大です。

さて、ここでの透明水彩絵の具とガッシュの相性の良い使い方とは、ハイライトや強調したいところにちょこっと使う場合になります。

光が当たっている所にガッシュの白をちょこんと乗せるとハイライトの完成です。

ガッシュは、下地を通さないので、強く光を表現できます。

又、主題となる見せたい対象物に対してガッシュを使用することで、目立たせる効果もあります。

水彩画|透明水彩絵の具と相性の良い画材その4 アクリル絵の具

アクリル絵の具は速乾性で、1度乾くと水に溶けない性質があります。

水に溶けないので、修正はできませんが、これを利用して透明水彩と相性よく融合させることが可能です

例えば、グリサイユ画法というものがあります。

これは、下地の段階で白黒(灰色)に陰影を塗っておき、上から彩色していく画法です。

余談ですが、私が最初に学んだ画法でもあります。今はあまり使いませんが、、、。

この白黒(灰色)の下地をアクリル絵の具で塗っておくと、上から透明水彩を塗っても溶けないし、失敗してもやり直しが効くのです。

先にガイドラインとしてアクリルを使うことで、段階に分けた色塗りができるという訳ですね。

私は、下地が溶け込む効果が好きなので、下地も透明水彩で塗ることが多いです。

 

水彩画|透明水彩絵の具と相性の良い画材番外編 ロウソクを使う!

ロウソクを使うとは何ぞや?!

と思うことでしょう。

私もはじめて知ったときは何ぞやと思いました。

これは、初心者におすすめという訳ではなく、面白いので紹介する技法です。

ロウを使う技法を、ワックスレジストと言います。

皆さんご存じのように、水と油は交じり合うことはありません。

その原理を利用して、色を弾きたい紙の部分にロウを塗り込みます。

すると、

そこを避けて水彩絵の具の色がつくわけです。

水彩画家は、キレイな白抜き表現をするときはマスキングインクを使いますが、ロウの上を弾いた表現は、独特の飛沫感があるため、波や水の波紋などにこのテクニックが使用されることが多いです。

やってみると面白いですよ。

まとめ

相性の良い画材として、色鉛筆、パステル、ガッシュ、アクリル絵の具が上げられる。

それぞれ、透明水彩絵の具を主として補助的な役割で使用すると、その相性の良さが生かされる。

ここでは、水彩を主として説明しているので、それぞれの画材が主役になると、使用技法も変わってくるので注意が必要です。

以上、

水彩画|色鉛筆、パステル等、透明水彩絵の具と相性の良い画材の解説でした。

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